ブログの共通テーマが間違ってた。私は伝えたいのは”癒し”だったんだ。

こんにちは、愛弓です。

ブログを書き始めてからずっと、『セラピストだった頃のことを書きたい』と思っていました。

リラクゼーションサロンに通うお客様のため、セラピストさんたちのため、”癒し”に興味がある人たちのため…

いろんなことを考えたりもしたけど…いつのまにか大事なものを忘れて、形ばかりにこだわっていたのかもしれません。


『セラピストだった頃のこと書かなきゃ進めない』

今まではずっと、そんな風に思っていました。

でも、私がセラピストとして届けたかったのも、”ブログ”を使って伝えたかったのも”癒し”でした。

私はずっと”セラピスト”という肩書を中心においてブログを書こうとしていましたが…実は、私がいろんなブログを通じて伝えた方のは”癒し”だったんだなって。

まぁ、ブログの共通テーマを間違えちゃってたことに気づいたよってお話です。

『天職だ』と信じ、”セラピスト”という形にこだわり続けてた

約7年間、『これが私の天職だ!』と感じながら、セラピストとして活動してきました。

でも、セラピストとしてお客様に接するときは、お客様の癒しを優先して考えています。

だから、自分の本心を打ち明けられずに、誤解が生じてしまうことや、お客様に本当に必要だと感じるものを提供できないこともありました。

だけど、お客様の人生なのに、自分の感覚を押し付けてしまうのは嫌でした。


『ブログを書いてみよう』

そう思ったのは、お客様の前で表現できない”私自身の体験・感覚・価値観…”そういうものを表現する場所が必要だと感じたからです。

そして、お客様を見て、私が『この人は、それを受け入れることができる人かな?』と判断するのではなく、お客様自身が自分で判断できる状況を作りたいと考えたから。


私自身の癒しに対する体験・感覚・価値観・考え…そんな漠然としたものを表現する方法なんてわからなくて。

私はただ、『セラピストだった頃の体験をベースに書いていくしかないな』と思っていました。

だから私は、『セラピストだった頃のことを書きたい』『セラピストだった頃のことを書かなきゃいけない』と、”セラピスト”という言葉に縛られていました。


同時に、”セラピスト”という言葉から逃げたくて、セラピストを辞めて、”元セラピスト”と書いていました。

でも結局、”元”とつけたところで、”セラピスト”という言葉に縛られていることにかわりありませんでした。


『セラピストだった頃のことを…』そういいながら、ずいぶんと時間がたちました。

去年の12月に沖縄に行った時、『環境を変えたら、今度こそセラピストだった頃のことをかけるんじゃないかな?』と期待していました。

でも、実際にブログに書けたのは、セラピストだった頃の体験でがなく、沖縄でのことでした。

そして、ずっと抵抗があった”ブロガー”という言葉を受け入れることができるようになり、ブログを書く楽しさを改めて感じました。

『これ以上、セラピストだった頃のことにこだわらなくてらなくていいんじゃないかな?』

『もしかしたら、セラピストだった頃のことなんて書かなくても、やっていけるんじゃないかな?』

気づけば、『セラピストだった頃のことを…』と思うことはなくなり、そのブログも開かなくなりました。

”セラピスト”とか”元セラピスト”という肩書を捨てて、ブロガーになることも考えました。

形が変わっても、”癒し”への感覚や思いは変わらない。

沖縄旅行から帰るころには、『ブロガーもいいんじゃない?』と思うようになって、『セラピストだった頃のことを書かなくてもいいかな?』と思うようになりました。

でも、東京に帰った瞬間、体調を崩して、ブログを書けなくなりました。

『ブログを書きたいのに…』と焦る気持ち。

そんなことより、『体が辛すぎて日常生活にも支障が出てるので何とかしなきゃ』と思い、たくさんのマッサージやセラピーに通いました。

そんな中で、改めて”セラピスト”という仕事や、”癒し”について考えさせられるような体験がいくつもありました。


たぶん…ではありますが、自分で自分に施術できれば、すぐに体調は良くなったと思います。

でも、同じことをできる人なんていないし、『もっと~したらいいのに』とか『考えからがちょっと違うんだよな…』と感じることが多々ありました。

そんな中で、セラピストだった頃のことを書くことの必要性を改めて考えることになりました。

気づけば、『セラピストだった頃のことを書かなきゃいけないんだろうな…』と感じるようになっていました。

他にやってる人がいなくて…少なくとも、他にできる人を知らないのだから、私がやるしかないなって。


”元セラピスト”という言葉に違和感を感じて、つっかかるようになりました。

元セラピストでもセラピストでも、私の軸になってるものは変わらないし、そんな言葉じゃ自分を表現できないのだと思いました。

『癒しを伝え、導くもの』

何年も前に感じた言葉が、頭の中をループするようになりました。

『私に人生のテーマは、”癒し”だ!』

学生時代からずーっと思っていて、幼少期を振り返っても変わらずにある”癒し”というテーマを思い出しました。


セラピストとしてボディケアをしてた頃は、”リラクゼーション”という言葉もあり、”癒し”を直接的に感じていました。

ブログを書くようになって、『セラピストだった頃のことを…』と思うようになった私は、”セラピスト”という形にこだわりすぎて、”癒し”という大きなテーマを見失っていました。


でも最近、セラピストとは関係のないブログを書くようになって、『私が伝えたいのは、心の動きかもしれない』『ブログを通じて伝えたいのは”癒し”かもしれない』と感じるようになりました。

ボディーケアを辞めて、『何のセラピーをしてるの?』と聞かれることに嫌気がさして、セラピストという肩書を捨てることにしました。

でも私は、ブログを通じて”癒し”を届けたいんですよね。

結局、ブロガーになったとしても、セラピストだった頃と何も変わらないんです。

私はずっと”癒し”を追究し続けるんだと思うし、私の思う”癒し”を届けたいと思っています。

セラピストとしてではなく、ブロガーとして、私の思う”癒し”を届けていきたい

セラピストだった頃、私の人生のテーマは”癒し”でした。

振り返ってみれば、幼少期からずっと、私の人生のメインテーマは”癒し”だったんだと思います。

自分の人生を通じて、人生をかけて表現したいテーマに”癒し”がありました。


ブログを書く時、”セラピスト”という肩書を捨てました。

”癒し”を表現したいのに、表現する方法がわからないまま、見失っていました。

でも今、ふと『私のブログテーマも、”癒し”かもしれないな~』と思いました。


物を紹介したいのではなく、利益のため人ブログを書きたいのでもなく、

何かを通じて書いた文章で、その時の心の動きを表現しながら、”癒し”を伝えていきたいのかもしれない。

『あぁ、こんな考え方もあるんだな~』と受け入れてくれる人がいたら、『あぁ、もっと気楽に生きていいんだな~』と感じてくれる人がいたら…

たぶん私が誰かを『導いてあげよう』と思うのではなく、自分の心に気づいて、自分の心のままに導かれる人がいるのかもしれない。

だとしたらきっと、『私は人生をかけてなにを やればいいのかな?』と聞いた時に、『癒しを伝え、導くものになりなさい』と言った誰かの言葉は、間違っていないのだろうなと思う。


まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど…

長い間、『ブログで、セラピストだった頃のことを表現しなきゃいけない』と思ったり、ブログを通じて、伝えたいテーマを見失っていたけど…

私のブログの共通テーマとして、『私の思う”癒し”を届けたい』という思いがあったよと気づくことができました。

ブログを通じて伝えたいテーマが明確になった今、きっと、ブログへの取り組み方も変わってきそうな気がします。

一貫して伝えたいことは何か?

ちなみに…今回、ブログの”共通テーマ”というか、”一貫して伝えたいこと”を考えたのは、1つの漫画が影響しています。

それは、ブルーピリオドという漫画。

[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/ブルーピリオド[本/雑誌] 1 (アフタヌーンKC) (コミックス) / 山口つばさ/著

この漫画の中で、”絵を描くことを通じて伝えたいこと”みたいなものが出てくるんですよね。

この漫画を読んでるうちに、『一貫して伝えたいものは?』という問いが、私の中に生まれたような気がします。

ちなみに私は、コミックシーモアで読みました。

途中まで読んだ段階で、『一貫して伝えたいものは?』という問いが心に響く瞬間がありました。

読む人によって、違った解釈もあるかもしれないので…気になる方はどうぞ。

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